
ボクには5人の子ども達がいます。大切な宝物です。
喫煙について調べていくうちに思う事がたくさんあります。ボクはついこの間まで喫煙者でした。部屋でもたばこを吸っていましたし、デパートでも喫煙所にまっしぐら。
三男坊にタバコを辞めるように勧められ、禁煙を始めました。そしてこのブログを書き始めたんですよね。喫煙って自分にとってもそうですが、周りの人達にも悪影響を及ぼすんです。
こんな感じの流れです
子どもに喫煙が与える影響
世界で見ると未だに日本人は喫煙率が高いです。妊婦もその例外ではありません。
「タバコを吸うと赤ちゃんが小さく生まれてお産が楽になる」と聞いてタバコを吸う妊婦もいるくらいですからね。
男のボクにはわからないお産への恐怖や不安とかあると思いますが妊婦の喫煙は避けた方がいいですよね。妊娠中の喫煙は胎児の脳を傷つけると言われています。
赤ちゃんの事を考えるならタバコは吸わない方が絶対的に良いです。
妊娠中の旦那の喫煙について
禁煙を始める比較的大きいきっかけとして妻の妊娠があります。妻が妊娠をきっかけにして禁煙を始めた、それと同時に旦那も禁煙を始めた、というケースが多いですね。
禁煙の離脱症状を共有することで相乗効果がうまれ、継続しやすいんです。ただ、旦那が隠れて吸っているケースも多く見られますよね。
あとは、部屋の中で吸わないようにするのが典型的なケース。禁煙はせずに受動喫煙を避けるためにベランダなど外に出てタバコを吸う、俗に言う「ホタル族」です。
これ、勘違いしている人が多いようですが外に出てタバコを吸うだけでは受動喫煙を避けているとは言えません。
何故ならタバコを吸ってあとも口の中にニコチンが残っていて、煙を吐かなくても単なる息だけで部屋にニコチンをばらまいている可能性があるからです。
タバコを吸った後は1~2時間体にニコチンは残ります。ベランダへ出てタバコを吸うのは要注意ですよ。
スモーキング・プアを知ろう
前述したように、日本人の喫煙率は世界に比べて高いです。その中でも年収が低い人ほど喫煙率が高いという不思議な現象。
つまり、年収が低く経済的にも厳しい状況にありつつも、たばこにお金を使って自分の首を絞めている状態、これを「スモーキング・プア」と呼びます。
例えば年収が200万円だとします。その人が一日一箱タバコを吸うとしたら1ヵ月で15,000円ですよね。すると年間では180,000円の出費です。(1箱500円で計算)
年収の約一割たばこで失う事になります。年収の一割で何が出来るかって話ですよ。色んな事が出来ますよね。ボクはこれを考えた時にタバコを買う気が失せましたw
禁煙は乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐ
両親が喫煙する家庭の場合、乳幼児突然死症候群(SIDS)は4.7倍もその危険性が増すと言われています。このことから禁煙は乳幼児突然死症候群(SIDS)に効果的なことだとボクは思っています。
そもそも受動喫煙は子どもの気管支喘息や呼吸器疾患のリスクも増大させることも明らかになっています。
子どもの居る家庭で両親共に喫煙者というのはこの認識が曖昧なのかな、と思います。(ボクも喫煙者だったので強くは言えませんが...)
受動喫煙の程度が強いと子どもが成人になった後、肺がんにかかるリスクも高くなるというデータも出ています。なので、受動喫煙させるという事は子どもにがん細胞を植え付けているとさえいえると思います。
喫煙による人体への影響を理解しよう
喫煙は自分だけではなく、周りにいる人間にも影響を及ぼします。喫煙者はなんとなく体に悪いと思ってタバコを吸っているという人がほとんどだと思います。
タバコの危険性や体への影響をもっと詳しく認識することによって禁煙を始める人は多くなると思います。
小学校、中学校の授業で「たばこの害」を勉強するのは未然に防ぐため。大人も講習やセミナーが必要なんじゃないかなとちょっと思ったりもします。
それでもタバコを吸う若者はいますけどね。タバコを吸う=カッコイイというのがまだ残っているのかもしれません。
最初からタバコを吸わなければ禁煙なんかしなくて済むんですけどね。