
覚えてますか?初めてたばこを吸った時のことを。
たばこの箱に書いてあるニコチン〇mg、タール〇mgとか意識もせずにカッコイイたばこを選んで吸ってはくらくらしていましたね。
禁煙をすると色々思い出します。その時の自分に言ってあげたいですね、「そんなに不味かったら吸うのをやめろ!」と。
くらくらするのなんかお構いなしでしたからね。このくらくらのサインに気づけなかった自分が情けないです、ホント。
こんな感じの流れです
ニコチンを摂取するとなんでくらくらするの?
たばこを吸ってくらくらするのは何も初めて吸った時だけじゃありませんよね。
たばこを吸う間隔が空いた時とかお腹が減っている時とかにもくらくらしていました。ヒドイ時は頭が痛くなったりなんてこともありますよね。これってなんでかわかります?
- ニコチンによる血管の収縮
- 一酸化炭素による血流の低下
ちゃんと原因があるんですよ。ボクはこれらを「禁煙のサイン」だと思っています。
ニコチンによる血管の収縮
ニコチンというのは知っての通り「有害物質」です。
なぜ有害なのかというと、ニコチンは人間の神経系に対してかなりの強い毒性を持っていて、その毒性は熱により発揮するからなんです。
そして厄介なのは「依存性」があることなんです。なかなかたばこをやめられないというのはニコチンの依存によって起きているのです。
一酸化炭素による血流の低下
一酸化炭素中毒って聞いたことがありますよね。ヒドイ場合、死に至ります。
一酸化炭素は「ヘモグロビン」と結合しやすいというまた厄介な特徴があります。
「ヘモグロビン」は血液中に酸素をせっせと運んでいるわけですが、一酸化炭素と結合してしまう事で酸素を運べなくなっちゃうんです。
これのせいで血流の低下や酸素不足といった事が起きてしまうわけです。
たばこ(ニコチン)でくらくらするのは誰でも嫌なもの
たばこを吸ってくらくらした時にこれが「たまんねーんだよな!」と思う人はほぼいないと思います。いたとしても極々稀ではないでしょうか。
若い頃なんかは「タバコはカッコイイ」と思い込んでくらくらを我慢しながら吸っていたものの、今となっては「タバコは死を近づけるもの」というように思えてきました。
くらくらするのは体が「タバコは体に悪いからやめなさい」と教えてくれている言わば「サイン」としか思えなくなってきたのです。
喫煙はまわりににも迷惑!副流煙でもくらくらする
特に知ってほしいのがくらくらするのは自分だけではないという事です。
副流煙でも同じことが起きて同じようにくらくらします。場合によっては副流煙の方がヒドイという事もあります。
今では分煙や禁煙スペースなどがあって喫煙場所が限られてきています。
このことにより、喫煙者は狭い部屋に閉じ込められ、喫煙をします。
すると煙たい部屋でたばこを吸う事になり、主流煙と副流煙のWパンチです。
はっきり言って非常に危険です。
くらくらを防ぐために出来る事
答えは「禁煙」です。
ボクは「禁煙」を初めて1か月過ぎたところですが、すこぶる体の調子が良いです。
喫煙場所も探さなくて良くなったし、イライラもくらくらもありません。
もちろん、たばこを吸う事がカッコイイとも思わなくなりました。(前は思ってましたけど)
今までかかってたタバコ代もうくしイイことだらけです。
いや、たばこを吸う事が悪い事だらけなのかもしれませんね。