
喫煙してる人の肺って真っ黒なんです。これは誰もが知っている事ですよね。
では、喫煙者が禁煙を始めてどのくらいで肺が元通りになるんでしょう?こんな疑問ばかり持つボクは調べずにはいられませんでした。
そもそも元に戻すという事は可能なのでしょうか?
ちなみにタバコを吸わない人の肺の色というのはキレイなピンク色です。
こんな感じの流れです
禁煙をすると肺がきれいになる?
タバコを吸うという事はタバコの煙を肺まで吸い込むという事です。この行為により肺が黒ずんでいきます。そして肺の機能を低下させます。
では禁煙をするとその黒ずんだ肺はきれいになるのか、答えはYesです。これがNoだったら禁煙をする意味がないですからね。
体験上、肺の機能は禁煙をすると早めに回復します。わかりやすい体の変化と言えば、疲れにくくなったり、息苦しい事が改善されたり。
ただし、肺の黒ずんだ色を元のキレイなピンク色に戻すには7~8年くらいの期間を要します。ちょっと気が遠くなりますよね。
何故肺の色を戻すのに長い期間が必要?
禁煙を始めたからと言ってすぐに肺の色は元には戻りません。これはなぜかと言うと、タバコの煙をダイレクトに受け止めているからです。
頑固な汚れって少しくらい洗っただけでは全然落ちませんよね?それと同じで、あらゆる手を使って少しずつ汚れを落としていく必要があるのです。
肺をキレイな状態にするには長い期間を費やして禁煙をしなければなりません。必要なのは根気とやる気ということになります。
肺がキレイになっても安心はできない!
例えば、あなたが禁煙を始めてから7~8年経過したとしましょう。これであなたの肺はキレイなピンク色の肺になりました。しかし、安心はできないのです。
なぜならあなたの肺はキレイになっただけで浄化されたわけではないのです。
病気のリスクは減っても完全になくなったとは言えないという事ですね。タバコを吸わない人と比べてまだまだリスクは高いのです。
肺が浄化されるまではおよそ10年の禁煙が必要とされています。これも今まで吸っていた本数や吸っていた年数によって変わってきます。つまり、どれだけ肺にダメージを与え続けていたかで肺が浄化される期間は変わってくるという事なんです。
あなたの肺が浄化されるまでは何年?
ここでボクは自分が何年で肺が浄化されるのかが気になりました。肺が浄化されるまでの年数が計算で出ますのでやってみてください。
肺が浄化されるまでの年数計算
この計算により出た年数は30年でした...ハッキリいって後悔しかありません...
肺を元通りにするにはこんなに大変なんです...
浄化したら非喫煙者の肺と同じになる?
浄化=非喫煙者の肺と同じ とはいきません。
なぜなら、タバコを吸ったという事実がある以上、非喫煙者の肺と同じになることはないという理由からです。
喫煙をするっていうことはそれだけ重い事なんですよ。
喫煙をするという行為自体、動機は軽はずみな事だったりします、というかほとんどがそうでしょう。
ただ、一度黒くなった肺は元の色に戻すことは可能でも、タバコを吸っていなかった状態に戻ることはないという事になります。
それほど喫煙をするということはリスクを背負うという事。
まとめ
色々と調べた結果、黒くなった肺は色を取り戻すことはできても、完全に元の肺の状態まで戻すことは出来ない事がわかりました。
しかしながら禁煙をすることで長い期間は要しますが、限りなく健康な肺の状態まで近づけることは可能です。
かっこいいから、吸ってみたいから、という軽はずみな事でタバコを吸ってしまうと一生リスクがまとわりつく事になります。
タバコを勧めるとか、間違った認識(ストレス解消など)はないようにタバコの害をしっかりと把握することが大事です。
吸ってしまったという事実は消えないので根気とやる気で禁煙を続けていきたいと強く思いましたね。